【Illustrator CC】アートボード順番の入れ替えで変わらない時の対処方法！

Illustratorのアートボードの順番を変更したのに、画面が全然変わらない場合の対処方法です。

さらにアートボードを印刷しようとすると「サイズに合わずにずれる」ケースの対策もわかります。

イラレアートボード順番変わらない

こちらが、サンプルデータになります。LINEスタンプ用に作成した8つのアートボードが複数あります。

その中に、ネコのイラストを配置しています。左上から右側に向かって番号順に並んでいます。

01の番号のアートボードが先頭で、アートボードウィンドウの１番上にあります。

アートボードのウィンドウは、イラレの上に表示されるメニューの「ウィンドウ/アートボード」で表示できます。

画面の配置では「１番左上」に01のアートボードがあります。この順番を変更してみます。画面上でのレイアウト位置を変えてもアートボードの順番は変わりません。

このアートボードのウィンドウの中での並び順を変更する必要があります。

上記のように「アートボード」のウィンドウの「01」の番号（名前）のアートボードをドラッグアンドドロップで１番下に移動します。

これで01のアートボードが先頭から最末尾になります。

これでデータとしては順番が変わったので、印刷や画像書き出し、PDF書き出しでも順番が変更されます。しかし、イラレの画面の並び順はなにも変わってません。

レイアウトの順番も変えるためには、「すべてのアートボードを再配置」する必要があります。

アートボードウィンドウの下側に（画像の赤い囲み部分）「すべてのアートボードを再配置」ボタンがあります。

クリックしてください。

「すべてのアートボードを再配置」ウィンドウで、「OK」を押すとアートボードの並び順がプレビュー画面上でも、アートボードウィンドウで入れ替えた順番に再配置されます。

ここで、レイアウトの法則、順序、横列数、間隔などを修正することもできます。

また、「オブジェクトと一緒に移動」のチェックが入っていれば、アートボードの中身のデータがアートボードにくっついて移動してくれます。

アートボードの順番を入れ替えて、「すべてのアートボードを再配置」でプレビュー画面上でもリセットしたものが下の画像です。

指定した法則に従って、レイアウトも再配置されています。こうすると、アートボードの管理上わかりやすいですよね。

アートボードはできるだけ後から順番変更があっても対応できるように、「すべてのアートボードの再配置」で先に設定を行ってからイラストや図形データを複数のアートボードに配置するのが良いです。

そのほうが、このように修正変更しやすくなります。

イラレのアートボードの印刷が指定したカスタムサイズにしてもずれる場合があります。

もし、アートボードサイズでそのまま印刷したい場合は「ファイル/スクリプト/ドキュメントをPDFとして保存」で１回PDFデータを書き出してチェックしてから、印刷すればズレを防げます。