イラレ屋 ヘッダー画像

【オートトレース】イラストレーターシルエット切り抜きの裏技【自動でパス作成】

イラストレーター オートトレース パス化を利用しシルエットの切り抜きを作成する方法です。

Illustratorでシルエットの切り抜きをする元画像

今回は上のテニスをする女性の写真画像(写真ACのフリー写真)を、イラレだけで(Photoshopを一切使わずに)シルエット作成します。

最終的に仕上がったシルエットはこちらです。


【最新】ChatGPT&イラレ「ベクターシルエットの作り方」

最新の方法でシルエットを作るやり方を動画でまとめました。素材もダウンロードいただけます。

 

【オートトレース】イラストレーターシルエット切り抜き

まず、Illustratorに画像を配置します。埋め込まなくてもリンクのままでもOKです。

レイヤーを分けて下絵は下絵レイヤーに入れて、オートトレース(画像トレース)する画像は上にレイヤーを新規作成して配置すると後からシルエットを修正したい時に便利です。

配置した画像を選んだ状態で、画面上に表示される「画像トレース」の横のマークをクリックします。

写真(高精度)を選びます。するとオートトレースが開始されます。

 

イラレでオートトレース後の画像

これがイラレでオートトレースした直後の画像です。ベクターデータ化されていますが、そのままでは編集加工できません。

このデータを「分散拡張」でデータを分解しグループも解除して不要部分を選んで削除します。

 

編集できないデータを分割拡張する方法

生成された画像を選んだ状態で「オブジェクト/分割拡張」を選びます。

✅ オブジェクトと塗りにチェックONの状態で「OK」をクリックします。

 

編集可能なオートトレースデータの使い方

分割拡張して選択編集できるようになったオートトレースデータがこちらです。

 

クループ解除する

データはグループ化されていますので、「グループ解除」します。すると細かい単位で選択できる状態になります。

不要な部分を「選択ツール」で選んでデリートボタンで削除してください。

不要な背景を削除したデータ

不要な背景を削除した、画像をオートトレースしたIllustratorデータです。

これはベクター画像です。これをベースにクローズパスを作ります。シルエットのアウトラインにそのまま利用できます。

シルエットにしたい場合は、このデータを全て選んだ状態で同じ色を着色します。今回は黒を着色します。

 

複合パスを解除する

オートトレースで作成されたデータは無数の「孤立点」を含んだ複合パスです。まだデータとしてはごちゃごちゃしていて編集し辛い状態です。

無駄なアンカーポイントを削除し、シンプルで扱いやすいパスに変換します。

そのために「複合パス」を解除します。

 

複合パスを解除する方法

複合パス解除したいオブジェクトを選んだ状態で

✅ MACなら「⌘ボタン」を押しながらクリック

✅ Windowsなら右クリック

で「複合パスを解除」ボタンを表示しクリックしてください。

 

グループ解除して、孤立点以外のシルエット部分を選んで、シフトを押しながら選択するとシルエット以外の不要なデータが選択できます。

デリートで削除するとシンプルなクローズパスだけが残ります。

とりあえず、慣れると3分もかからずここまでできます。これで大まかなシルエットが作成できました。

 

イラレシルエット切り抜き方法【動画】

イラレでのシルエットの作り方

ここからは、オートトレースで作成したシルエットのアウトラインをイラレで清書し、仕上げていきます。

シルエットはイラレでクローズパス状態で仕上げます

前回、オートトレースで作成したシルエットの塗と線を反転するとこのようにクローズパスになっています。

キザギザしてる箇所、テニスのラケット部分、ガット(網目)、ボール、全体をなめらかなシルエットに仕上げたいので微修正します。

 

スムーズツールでパスをなでる

カクカクしている線は、スムーズツールで選択したパスをクリックしながら撫でるように動かすとなめらかな線(パス)になります。

 

スムーズツールの使い方

選んだパスの近くを上下左右にクリックしながら動かすとなめらかなパスになります。アンカーポイントの数が減ったりハンドルの角度がゆるくなる処理が自動で入ります。全体のアウトラインをこれでなめらかにしましょう。

 

線のギザギザ、トゲトゲを消す方法

線をクリックすると、「線幅」「線端」「角の形状」を変更するウィンドウが表示されます。

ここで、シルエットのパスを選んだ状態で

✅「線端」を丸型線端

✅「角の形状」をラウンド結合

にクリックで変更しましょう。線のトゲトゲやギザギザがなめらかな線に修正できます。

 

下絵に合わせて微修正する

上手にトレースできてない箇所を、「ダイレクト選択ツール」で選んで微修正します。

スムーズツールとダイレクト選択ツールで微修正してシルエットを整えましょう。

 

髪の毛をブラシで入れる

より、女性らしいシルエットにしたい場合は、髪の毛のラインをブラシツールで入れると良いですよ。

筆圧感知ブラシ、アートブラシを使って入れています。

>> 筆圧ブラシはこちら

 

ガットをイラレで作る

よりリアルなシルエットにしたい場合で、写真から上手くシルエット化しずらい部分はカンタンにトレースで作成しちゃいます。

今回はラケット部分がグニャグニャにオートトレースで作れてしまったので、自分でラケット部分をイラレで作成しました。

オートトレースやPhotoshopの切り抜きだけではシルエットに上手く変換できない箇所はイラレでトレースで部分的に作成してあげると良いですね。

大まかな部分はイラレのオートトレースや、Photoshopの自動切り抜き。それでシルエットが上手にできない箇所はイラレで部分作成がベストミックスだと思います。

ここらへんの細かい作り方は、動画でまったく同じものを実況しながら作成しましたので、記事の最後に掲載している「イラレ道場チャンネルの実況動画」を見てマネしてみてください♪

クリッピングマスクでガット部分作成

このようなガット部分も、クリッピングマスクでカンタンに作れます。クリッピングマスクは写真だけではなく、このように線も含めてマスク(切り抜き)処理する時に便利です。パスを一本一本、ハサミツールなどでカットしたりする必要がありません。

ということで、クリッピングマスクを適用してカンタンにラケットのシルエットができました。

※ この細かいやり方は記事末尾の実況動画を参考ください

シルエットのアウトラインが完成!

これでシルエットのアウトラインが完成しました。メインのクローズパス部分を反転させて塗りを黒にすればシルエット完成です。

 

完成したイラレのシルエットデータ

 

イラレでやる!シルエットの作り方【動画】

ブログの文字と画像だけでは伝えきれない内容も含めて動画解説してみました。合わせてご参考ください。

他にもYouTubeに実況動画をUPしています。実際にどのようにIllustratorを使っているのかが目の前で操作が見られるのでわかりやすく目で学習できます♪

>>【無料のイラレ使い方動画実況解説】YouTube「イラレ道場実況解説」チャンネル