★★★ 小村ファンド ★★★
(エピソード)
<ネーム>
実は、この作品自体のアイデアを考えたのは、1998年ごろだったのですが
その頃、アメリカのヘッジファンドが、ものスゴク大活躍していて、数秒間で
何万ドルというお金を稼いだり、損したりしている番組を偶然テレビでみて
衝撃を受けて、早速漫画の原作(ネーム)を作りました。
クオンタムファンドとか、タイガーマネジメントとか、ロングタームキャピタルマネジメント社とか
当時のアメリカはもう、もうそれは、もの凄かったのです。
それから数年後、illustratorを使って、漫画を描こうと思い、一番最初に書いたのが、この作品です。
名前は似てるんですが、最近、話題の村上ファンドをモチーフにした作品ではないんですよ(^^;)
村上ファンドの人が話題になって騒がれ出した時は、なんか、小村くんに似たような人が
出てきて本当にビックリしました(^^;) おお、ついに日本にも、利ざや稼ぎの天才が現れたかと思いました。
インサイダー事件になってしまって、おどろきましたが(゚_゚i)
当時(1990年代)日本人に、金融の天才的な人間が、目立っていなかったので
日本でもそういう天才が現れたら、凄いことになるだろうなぁ!と思って
描いたのがこの、小村ファンドという作品なのです(^^)
それで、漫画賞に送ったら、運良く、ありがたいことに、漫画賞を頂きました(^^)
週間モーニングの漫画賞で、青木雄二先生とわたせせいぞう先生が審査員をされておられたので
お二方に授賞式で会えるかもとか思っていたのに、青木先生がいなくなってしまって
本当に、とても残念でしたが、ずっと、この漫画賞の審査員をされておられた、大先生である
わたせせいぞう先生が、まだ審査員をされていた、ちょうど最後の機会で、その授賞式の時に
直接お褒めの言葉を、直々に、かけて頂いてもう嬉しくて涙が出ました。・゚(゚´Д`゚)゚・。
あんな、スゴイ天才に褒められるなんて、言葉では言いあらわせない、ありがたき幸せですm(_ _)m
漫画と同じで、実物もとても、スマートで、やさしくて、カッコイイ人でしたね!
あんなに、偉くなっても、わたしみたいなもんにも、やさしくしてくれて、おまけに勇気づけてくれて
心の底から感謝感、激致しました(^^)
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